NFTクリエイター向け

【出品】完全初心者のためのNFTの始め方

NFTを出品したい人は必見!この記事では完全初心者がNFTを始めるための手順を解説しています。実はNFTの出品は難しくありません。この記事を読めば、暗号資産やNFTの知識が全くない初心者でもNFTの始め方がわかります。

こんにちは!
WAFUKU Labs(ワフクラブズ)のソロです。
この記事は以下のような人に向けて書きました。

  • 「NFTで絵が売れる」と聞いたけどわからないことが多すぎて始められない
  • NFTを使って副業をしてみたいけど、手順が複雑で挫折しかけている
  • NFTに興味があるけど怪しいし怖いイメージがあるので不安

わたしは2022年8月に11111点のNFTコレクション「わふくジェネ」を発売し、今日に至るまで約2億円の取引高を記録することができました。
現在は「わふくジェネ」運営のかたわら、大手企業のNFT導入のコンサルティングを中心にビジネスとしてNFTプロデュースなどを行っています。

この記事を読めば、以下の内容がわかります。

  • ゼロからNFTを作成するまでの大まかな手順
  • NFTを始める際の注意点
  • NFTの基礎知識

結論、NFTはほんの少しの予算と準備だけでOK、かんたん3ステップで始められます。
ただし、詐欺DMなどが多いので十分に気をつけて臨みましょう!

NFT(エヌエフティー)とは?

NFT

NFT(エヌエフティー)とはNon Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン)の略で、直訳すると代替できないトークン、もっと噛み砕いて表現すると「唯一無二のデジタルデータ」といえます。

NFTは仮想通貨と似た仕組みでつくられており、ブロックチェーン上に存在します。

特徴

「NFTは唯一無二のデジタルデータである」と表現しましたが、NFTのもっとも革新的な点はその唯一性の担保と証明にあります。

これまでデジタルデータはコピーし放題でした。
この特徴は便利な面がある一方で、著作権侵害などの犯罪行為に関連する問題と切り離すことができません。

NFTは、デジタルデータの作者や作成された日時などが「絶対に偽造できない」かたちで残すことができるため、イラストや音楽などの創作物との相性がよいです。

つまり、「コピーされた偽物」と「オリジナル」を判断することができるのです。※ただし、これだけで「コピーされた偽物」が出回らない世の中になるわけではないという点には注意が必要

仕組みと将来性

NFTは仮想通貨(暗号資産)と似ており、もともと仮想通貨の仕組みを活用してつくられました。

ブロックチェーン上に唯一無二のトークン(デジタルデータ)を発行し、そのデジタルデータにイラストや動画、音声などのファイルを紐づけることで、まるで作品そのものを売買しているように感じられるような仕組みになっています。

ブロックチェーンや暗号資産は「怪しいもの」と感じる人も少なくありませんが、実際は非常に画期的なテクノロジーで、将来的にはSNSやスマートフォンのように当たり前に社会に実装されていることでしょう。

その証拠に、海外ではNIKEやGucciなど、国内ではカルビーやスクエニ(スクウェア・エニックス)などの名だたる一流企業がすでにNFTを発行しているのです。

事例

この記事の著者であるソロは、クリエイターのWAFUKUさんと組んでこれまでNFTを販売してきました。
メインコレクションである『WAFUKU GEN(わふくジェネ)』の総取引高は2023年6月時点で約750ETH(約2億円)です。
11111点のNFTを発行し、ついには起業するにまで至ったのは「作品の販売にNFTを使ったから」という理由は無視できません。

わたしたちの他にも、成功事例はたくさんあります。

大量発行ではなく1枚絵を主戦場とするクリエイターが海外のコレクターに見つかって、1点のNFTが100万円を超える価格で落札されるなんてこともそう珍しくはありません。

クリエイター・アーティストがNFTを始めるメリット

NFTクリエイター

クリエイターやアーティストがNFTを始めるメリットは大きく3つあります。

  1. 自分のつくりたい作品をつくれる
  2. クライアントワークより利益幅が大きい
  3. 二次流通が発生した場合も収益が入ってくる

1つずつ説明していきます。

1.自分のつくりたい作品をつくれる

1つめは「自分のつくりたい作品をつくれる」という点です。

もちろん「作品を誰かに買ってもらう」ということを考えた場合、いつでも100%自分がつくりたい作品をつくれるかというとそんなことはないです。
しかしながら、誰かに依頼されて作品をつくる仕事(いわゆるクライアントワーク)と比べた場合には遥かに自分のつくりたい作品をつくることができます。

理由は、NFTは作品がほしい人に「直接」買ってもらうからです。
このメリットは次で説明する収益的なメリットにも関わってきます。

2.クライアントワークより利益幅が大きい

従来のクリエイター・アーティストの収益は、消費者の手元に作品が届けられるまでに数多くの工程が(良くも悪くも)組み込まれているため、あいだに入る登場人物の分だけ中間マージン(手数料)が持っていかれてしまう構造になっています。

一方、NFTを使って作品を販売する際のビジネスモデルは基本的に「Creator to Consumer(クリエイターから消費者へ)」あるいは「Creator to Investor(クリエイターから投資家へ)」の構造です。※いずれもソロの造語

自分でマーケティングさえできてしまえば、少なくとも「収入」という観点で考えたときには圧倒的にNFTで創作物を販売した方が効率がよいのです。

3.二次流通が発生した場合も収益が入ってくる

NFTの画期的な点としてよく挙げられるのが、二次流通が発生した際に一部手数料が「作者」に還元される仕組みがあることです。

この点は、わたし自身も創作者に対するリスペクトが表れていてとても素晴らしい仕組みだと考えており、この二次流通手数料(クリエイターフィー)という仕組みの存在がきっかけでわたしはNFTを世の中に普及させたいと考えるようになりました。

例えば、あなたが1,000円で販売したNFT作品が、二次流通市場で同じく1,000円で売れた場合、100円の手数料があなたの手元に入ってくる。
こんな設定をして作品を販売することもできるのです。

費用・用意するもの

費用・準備物

次にNFTを始めるために必要な費用と用意するものを説明します。

  1. 販売するため作品データ
  2. 最低1万円分のETH(暗号資産)
  3. PC or スマホ or タブレット

1.販売するための作品データ

当然、販売する作品のデータが必要です。

マーケットプレイスにより対応ファイル形式が異なりますが、もっともポピュラーなNFTマーケットプレイスであるOpenSeaが対応しているのは以下のとおりです。

現時点では、JPG、PNG、GIF、SVG、MP4、WEBM、MP3、WAV、OGG、GLB、GLTF ファイルに対応しています

https://support.opensea.io/hc/ja/articles/360061943574

2.最低1万円分のETH(暗号資産)

NFTをはじめて出品する際に少しだけ費用がかかります。
いわゆる「ガス代」と呼ばれるものでネットワークを使用するために必要な経費です。

ガス代は時期によって異なりますが、1万円分あればほぼ問題なく出品はできるでしょう。
ただし、後々他の人の作品が欲しくなったり色々な作品やマーケットプレイスで出品することとなった場合は足りなくなるので3万円くらい用意すればしばらくは保つはずです。

3.PC or タブレット or スマホ

後述しますが、NFTを作成するためにはMetaMask(メタマスク)などの暗号資産ウォレットが必要になります。
暗号資産ウォレットの操作はスマートフォンでもできますが、PCの方が圧倒的に操作性がよいのでPCがおすすめです。

またスマートフォンの場合、紛失した際に自分のNFTを動かせなくなったり、ウォレット内の資金を盗難されるリスクもあります。

NFTの始め方

NFTを始める

いよいよここからは具体的なNFTの始め方について説明していきます。

手順は以下の3ステップです。

  1. 暗号資産取引所の口座開設・暗号資産「ETH(イーサ)」購入
  2. 暗号資産ウォレット作成
  3. マーケットプレイスで出品

1.暗号資産取引所の口座開設・暗号資産「ETH(イーサ)」購入

まずは国内の暗号資産取引所で口座を開設します。
はじめての人は「取引所どこがいいの問題」にぶち当たるかと思いますが、結論を申し上げます。

これら以外にもたくさんの取引所を比較したりランキング化したりしているブログ記事がありますが、ほとんど読む意味はありません。上記が答えです。

ちなみにそれぞれの派閥について簡単に説明すると、

GMOコインは手数料がもっとも安く済み、

bitbankはもっとも流動性が高く取扱い銘柄も多く、

bitFlyerはKoinlyという税金計算ソフトとの相性がよく税金処理がもっとも楽である、

ということです。

初心者には手数料で損した気分にならないのGMOコインがおすすめです。

具体的な口座開設手順は別記事で説明します。

2.暗号資産ウォレット作成

次に暗号資産ウォレット(仮想通貨ウォレット)を作成します。

暗号資産ウォレットはMetaMaskを使用します。
MetaMaskは偽サイトがたくさんあるので、URLには気をつけてください。

metamask.io

上記が本物です。
決してGoogle検索でMetaMaskをインストールしないようにしてください。

メタマスクをGoogle Chromeにインストールしたら、自分のウォレットアドレスに1で購入したETH(イーサ)を送金します。

ここまでくれば準備OKです。
いつでも出品できる状態になりました。

3.マーケットプレイスで出品

今回はもっとも簡単かつポピュラーな出品方法を紹介します。

詳しい解説は省略しますが、この方法は「NFTならではの分散性や永続性という特徴が弱い」という点だけご注意ください。※要するに今回紹介するつくりかたはNFTオタク向けではなく初心者向けということです。

まずはOpenSeaにアクセスします。

アクセスしたあとは、以下の手順で進めます。

ログインと署名

  1. 右上の「ウォレットを接続」をクリック
  2. 「MetaMask」を選択
  3. 「次へ」→「接続」をクリック
  4. 初回ログイン時は「Welcome to OpenSea」と表示されるので「Accept and sign」をクリック
  5. 署名が要求されるので「署名」をクリック

NFT作成

  1. 右上のメニューから「作成」をクリック
  2. 「新規アイテムを作成」ページで作品をアップロード&必要事項を入力 ※データと名前は必須
  3. NFTを作成後、当該NFTのページ右上の「販売用に出品」をクリック
  4. 販売するNFTの価格と期間を設定し「リスティングの掲載を完了」をクリック
  5. MetaMaskが立ち上がるので、「署名」をクリック

これで出品完了です。

注意点

注意点

続いて、NFTやクリプト(仮想通貨やブロックチェーン関連のこと)にはつきものな注意点について説明していきます。

詐欺

まずは詐欺です。
スキャム(Scam)とも表現されます。

詐欺師はあらゆる手法であなたの資金を狙いにきます。

大前提、NFTや暗号資産はなくなってもいいお金で触りましょう。
その上で、以下に注意点を箇条書きします。

  • 偽サイトにアクセスしない・ウォレットを接続しない
  • 「DiscordやTwitterのNFT関連のDMはすべて詐欺」と思って対応する
  • MetaMaskのパスワードやシードフレーズ(秘密鍵)は誰にも共有しない

繰り返しますが、そこら中の人があなたの資金を狙っています。

常に警戒を怠らないでください。

手数料・ガス代

次に手数料とガス代です。

この記事で解説してきた「ゼロからNFTをつくってOpenSeaで出品」する場合、手数料はほぼかかりませんが、この先「独自コントラクト」をつくってNFTをつくってみたり、他のクリエイターの作品を購入したりすることがあるでしょう。

ブロックチェーン上でNFTを売買する際には、ガス代がかかります。

例えばNFT購入のためにガス代を数100円〜数1,000円支払ったり、自分が購入したNFTをはじめて出品(二次流通市場に出す)する際に数100円支払ったりすることがあります。

これらは当たり前のことなので、突き放すように聞こえるかもしれませんが「慣れましょう」笑

ブロックチェーン

NFTはブロックチェーンの上でつくられていますが、実はブロックチェーンにも種類が無数にあるのです。

この記事では前置きをおきませんでしたが、当然のように「Ethereum(イーサリアム)」のNFTの話をしてきました。

イーサリアムは、NFTを扱うにあたっては現状世界でもっともポピュラーなブロックチェーンです。
長所は分散性が高く永続性も高いという点、短所はガス代が高い点です。

ガス代が安いブロックチェーンも多数存在しますが、総合的にはイーサリアムを使用したNFTをつくるのが妥当といえます。

マーケティング

NFTのマーケティング(ここでは狭義のマーケティング≒販売するために行う活動という意味)は簡単ではありません。

なぜ難しいのか簡単にまとめると、以下のとおりです。

  • 先行事例が少ない
  • コミュニティの存在が重要
  • 時間をかけないと成果が出ない

つまり、まだまだ「どのようにマーケティングをすればいいのか」という画一的な正解っぽいものは存在せず、個別具体的な案件ごとに適切なマーケティングが異なるためです。
その中でも「コミュニティ」が非常に重要な要素となることは確実です。

あなたはゼロからうまくコミュニティを構築したり、運営したりできますか?

少しはNFTマーケティングの難しさが想像できたと思います。

よくある質問

よくある質問

OpenSea以外のマーケットプレイスはどうなの?

OpenSea以外のマーケットプレイスで販売する選択肢はアリです。
しかし当然それぞれメリット・デメリットはあります。

本記事は「完全初心者のためのNFTの始め方」というテーマで書いているため、まずはOpenSeaを推奨します。
日本人ユーザーが多く、サイトのつくりも非常にわかりやすく使いやすいです。

ジェネラティブコレクションなどで、実現したいテーマや構築したい世界観がある場合はコレクションに応じてマーケットプレイスは変えてもよいでしょう。

コミュニティはつくったほうがいいの?

NFTを販売するためには「コミュニティが大切」とよくいわれます。
たしかにNFTコレクションとしてスケールさせるため、もしくは自分のファンを増やすためにはコミュニティの存在は非常に重要です。

しかし、コミュニティ運営はとても難易度が高く、特に初心者が作品の制作・販売を行いつつ運営することは上級者や企業にも難しいことです。

もしコミュニティをつくりたい場合は、いわゆる「DAO」的な大きなコミュニティをはじめから目指すのではなく、小さな「ファンコミュニティ」のようなSNSよりちょっとだけ距離が近い場所からつくるのがよいでしょう。

まとめ

NFT

以下、本記事のまとめです。

  • NFTとは「唯一無二のデジタルデータ」のこと
  • NFTには「作品を販売した際の利益幅が大きい」などのメリットがある
  • NFTを始めるには「作品データ」と「1万円分のETH」と「PC」を準備するとよい
  • NFTは「OpenSea」というマーケットプレイスで簡単に作成・販売できる
  • NFTには詐欺が多いので十分に警戒する(特にサイトURLとDMは要注意)

質問はWAFUKU LOVEのDiscord「質問&提案」チャンネルでお気軽に受け付けています。

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